ファンレター未満

今すべてが始まる

【ネタバレあり】好きなジャニーズJr.が連呼する、五条悟という男

記録―― 2020年9月22日 株式会社集英社発行の雑誌Myojoにて

 

宮近海斗くんがジャンプの漫画を好きなことは知っていた。

 

もしかすると『五条悟』というワードから、
たまたまこの記事を読んでくださる方がいらっしゃるかもしれないので説明すると、宮近海斗くんは、Travis Japan(通称トラジャ)
というグループに所属する、入所11年目・23歳のジャニーズJr.である。

f:id:miimoon:20201207222110j:image

これは領域展開・同担拒否を発動させる宮近くんです(宮近くんにあやまれ)

2019年10月、オースティン・マホーンのJapan Tourに
スペシャル・ゲストとして出演した際、
トラジャはオープニングアクトを務めた。

youtu.be

もちろん会場となった横浜アリーナには、トラジャのことをよく知らない、
純粋なオースティンのファンの方も多くいらっしゃる。

いつものコンサート会場とは異なるアウェーな環境下で、
宮近くんは「宮近海斗です!『カカロット』って呼ばれてます!」
と挨拶をしていた。

…そうです、心臓が強くて面白い子なんです。

カカロットとは『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空の、
サイヤ人(宇宙最強の戦闘民族)としての名前である。
孫悟空という名前は、父・孫悟飯が名付けた、
地球に生まれ落ちた1人の人としての名前。

ドラゴンボールを読んだことのない私が持つドラゴンボールについての微々たる知識は、すべて宮近くんが教えてくれた。

ちなみに、宮近くんが『カカロット』と呼ばれているところは金輪際見たことがない。


他にも、罰ゲームで中村海人くんに対して連続パンチを繰り出す久保廉くん(少年忍者/ジャニーズJr.)のことを、
「すごい、クボクボのガトリングだ!」と、
『ONE PIECE』の主人公・ルフィが繰り出す技になぞらえて表現したり。

 

Summer Paradise 2019のMCでは、

中村「ズッ友の下敷き、あれ何て言うの?」

会場\一期一会!/

宮近「一期一会?俺いちご100%しか知らない」

中村「俺To LOVEる…」

川島(中村海人さんのおでこをペチンとはたく)

というくだりがあった…というレポを複数見かけた。

宮近海斗くんがいちご100%派で中村海人くんがTo LOVEる派というのは、
「ザ・Wカイト」というチョイスで、
Wカイトのアクスタを目に入れても全然痛くない私にとっては知ることができてとても有り難い情報で、
いつもは真面目で紳士な好青年ぶっている(褒めそやしてる)如恵留くんが、
両方とも読了っぽいリアクションを取っていることも含め、
一石七億鳥くらいのレポだった。


先日発売されたMyojo 10月号で、好きな本について尋ねられた宮近くんが
こんなことを言っていた。

「好きな漫画は呪術廻戦で、好きなキャラクターは五条悟!」


またジャンプの漫画だ。


私は週刊少年ジャンプを購読していないので、
今連載されている漫画は『ONE PIECE』しか即答できなくて、
『呪術廻戦』もこのインタビューで初めて聞いた。

あくまで私の中での話だが、雑誌のインタビュー記事で、
たとえば好きな映画を聞かれた時に、
宮近くんはもちろん好きな映画を答えてくれるけれども、
どのキャラクターが好き・登場人物が好きと自ら明言しているところはなかなか聞かないなと思っていて、
「個人名を出すなんて、宮近くんはよっぽど五条悟というキャラクターが好きなんだな」と思った。

呪術廻戦は10月からアニメも始まるらしい。
夜遅そうだから、配信で観ようと思った。


記録―― 2020年10月6日 株式会社KADOKAWA発行の雑誌ダ・ヴィンチにて

 

ダ・ヴィンチ11月号の表紙をTravis Japanが飾ることになった。
昨年トラジャのメンバーの1人である川島如恵留くんが掲載された後、
反響が大変に大きかったそうで、全員での表紙・特集が決まった。

ファンに「Travis Japanを応援する中で幸せを感じたエピソード」
「好きなオリジナル曲」などなど幸満載のアンケートを取ってくださったり、
担当編集さんの熱量の籠ったブログを読んだりして、
発売前から読むのが楽しみだった。

発売前日に表紙の画像が解禁された。

それぞれに好きな本を1冊手に持つトラジャ。

宮近くんの持つ本を見る。

 

……また『呪術廻戦』だ。

 

「それぞれに個性的なキャラクターのなかでも好きなのは五条悟。
僕らアイドルも個性が大事だし、生き抜いていくための武器が必要。
どこか自分を投影しつつ読んでいるのかもしれません。」 

アイドルとしての自分を投影させている…!?
宮近くんがそんな風に表現するキャラクターがどんな人で、
どんな内容の漫画なのか気になった。

アニメ第1話を観てみた。

 

物語は、呪術高専の1年生・伏黒恵が『特級呪物・両面宿儺の指』を回収すべく、

仙台の高校を訪れるところから始まる。

その『指』を偶然拾っていたのが、主人公の虎杖悠仁だった。

虎杖は、50m走を3秒で走り(※噂)、砲丸投げは30m近く飛ばしてしまう
超高校級のポテンシャルを持っていたが、
入院している祖父の病院に通うため、
運動部には入部せずに、先輩達の雰囲気も良く、
夕方に見舞いに行く時間を作りやすいオカルト研究会に入った。

ある日、虎杖が病室で花を生けていると、
「オマエは強いから人を助けろ オマエは大勢に囲まれて死ね
俺みたいにはなるなよ」と言い遺して、
祖父は亡くなってしまう。

病院で必要な手続きをしていると、
特級呪物の残穢を追ってやってきた伏黒から
「宿儺の指を渡せ」と迫られる。

確かに虎杖は『宿儺の指』を拾ってはいたが、
既にオカ研の先輩に渡してしまっていた。

今夜学校で宿儺の指の周りに貼ってある封印の札を解くことになっているという。

伏黒と虎杖が急いで高校に戻ると、
封印の解かれた『宿儺の指』を我先に取り込まんとする
学校に眠る呪霊たちが、先輩達に襲い掛かっていた。

先輩達を助け出すも、伏黒が致命傷を負ってしまう。

虎杖が伏黒を助けようと呪霊を攻撃するが、
「呪いは呪いでしか祓えない」と虎杖を止める伏黒。

「オマエは強いから、人を助けろ」という祖父の遺言を思い出す虎杖。

「あるじゃん全員助かる方法」と言い、
虎杖は『両面宿儺の指』を飲み込んでしまった。

宿儺が虎杖の体を乗っ取り話し始める。
宿儺に身体を返せと告げる虎杖。

そんな虎杖を
「呪術規定に基づき、虎杖悠仁オマエを―――“呪い”として祓う」
と祓おうとする伏黒。

☆どうなる虎杖―――――…!?

 

第1話をコンパクトにまとめるとこんな内容だった。

登場人物は、ざっくり


ハリー:虎杖

ロン:伏黒

ハーマイオニー:野薔薇

アルバス・ダンブルドア:五条悟

ヴォルデモート:両面宿儺


をイメージしてもらえたら分かりやすい気がする。

全部が全部あてはまる訳じゃないけど、なんとなくのイメージ…

 

※気になってきて「読みたい…!」とお思いの方は、
この先ネタバレ(※単行本のみ)があるのでブラウザバックをお願いいたします。

目の前の人の死が「正しい死」かどうかにこだわる虎杖と、
選ばざるを得ないことを知っていて、自分の良心に従って人を助ける伏黒。

何が正義なのか、自分にも問われているところも呪術廻戦の面白いところだと思う。
そちらに行くとまた帰ってこられなくなるので、話を五条悟に戻す。

私が五条悟というキャラクターが気になり始めたのは、
アニメの第6話『雨後』からだった。

6話までの五条悟という人の印象。

・まあまあ危険な任務に出ている自分の生徒を迎えに行く前に、
帰りの新幹線で食べる用に『喜久福』のずんだ生クリーム味を買っていく軽薄さ

・虎杖がいつ何時暴発しかねない宿儺の器であるとはいえ、
祖父の火葬場までやってきて、
「今すぐ死ぬか、宿儺の指を全部取り込んでから死ぬか」
どちらの地獄を選ぶのか、決断を迫るデリカシーのなさ

・たった10秒間しか会敵していないのにも関わらず
紛うことなき呪いの王・両面宿儺から、
現代呪術師の中で最も強いと判断されるほどの底知れぬ強さ


最強だし戦いのシーンはかっこよかったけど、
何を考えているか分からなくて、デリカシーの欠片もない人。
宮近くんがなぜそこまで五条悟を推しているのか、正直分からなかった。


その五条悟がどんな人なのか、第6話からやっと少しずつ分かり始める。
虎杖の死について、影で糸を引いているであろう呪術界上層部の存在。

教師なんて柄ではない五条が、呪術高専で教鞭を執る理由。

京都高専との交流会前には虎杖を復学させることについて、
硝子に問われた時に言った言葉。

「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ 何人たりともね」

直感的に「ああ、この人はかけがえのない青春を過ごしている…!」と思った。

そしてクライマックスの漏瑚との1対1の対面。
「君…何者?」

第7話は100%五条悟回になると確信した。

気づけばお風呂に入っている時、夜寝る前、
某MyojoのJr.大賞を書きながら、
第6話『雨後』を何度も再生していた。


そこからは早かった。
オタクの長所の1つ「フットワークが軽い」が炸裂した。


アニメの第7話の放送までに、現在発売されている13巻まで全て揃えて読み終えた。

前日譚として0巻と、小説2冊が発売されていることを知り、そちらも漏れなく読んだ。

この1ヶ月ほど、寝ても覚めても、病めるときも健やかなるときも、
五条先生のことを考えている。(たすけて)


五条先生ってこんな人!!

あわよくば何の気なしに読んでくださっているトラジャ担の方も沼に引きずりこみたいです。


①最強

日本に4人しかいない特級術師の1人。
(※術師は特級・1級・2級・3級・4級に分けられます。)
「五条悟が生まれて世界のバランスが変わった」と言われるほど。
味方にも敵にも現代呪術師最強と認められていて、実際に底なしに強い。
「大丈夫、僕最強だから」って本当に強い人しか言わないし言えない。
伏黒パパ曰く、数百年ぶりの無下限呪術と六眼の抱き合わせ

どのくらい強いのか超簡単に説明すると、
やろうと思えば地球をぺしゃんこにできるくらい強い。
無量空処1回では厳しいかもしれないけど、何回かに分けたら多分地球1個なくせるし、
ゾーン状態に入ったら1回でなくせるかもしれないと思わせるくらい強い。

敵さんにも「強過ぎて殺すの無理だから、
めちゃくちゃ有利な状況を作り出した上で、
封印して戦闘不能にするくらいしか手がない」と言われるくらいの強さ。

普段は絵に描いたような軽薄さ、デリカシーのなさ、5歳児感が露呈しているけど、
術師として戦っている時は、自分が最強である責任を果たそうとしていて、
ただただ純粋にかっこいい。

 

②最高にかっこいい。顔が。

銀髪。碧眼。長い睫毛。透き通るような肌の色。
全人類と婚約したかのような端正な顔立ち。
推定190cm以上の高い身長。
存在しない記憶が「五条悟は…ベストジーニスト殿堂入り済だよ………」
と話しかけてくるほど長い脚。
襟ぐりが伸びてしまっているゆるい部屋着。
自分の顔面が特級であることを自覚しており、
高専時代、任務で女子校を訪れた際、「サングラス取って」と言われて
素直にサングラスを外してキメ顔をし、生徒達から黄色い声援を浴び、
女子校の教師から電話番号を渡される。
でもそれで顔を赤らめたりとか一切しない!慣れっこー!!かっこいいって言われるのなんて慣れっこ!!!そこもまたいい。

 

③由緒正しきお家柄

呪術界御三家の中の1つ・五条家の出身。
名家のボンボン。五条家は五条先生のワンマン。
ちなみに菅原道真公と親戚。


④財力

1枚¥250,000の推定marimek●oのシャツを着ている。
marimek●o着てる28歳男性…好き……
きっとジルサンダーとかGUCCIとかロエベとかも絶対似合うきっと持ってる…好き……好きが完結しない…ゆえに何もできない…(脳内無量空処発動)

「あ~¥250,000の服だったらジャニーズJr.も着てる!大丈夫いけるいける!」
と謎のドヤ顔をかましたのも束の間、
五条先生は仲間の術師にお願い事をする際にポンと1,000万を振り込むことができることが判明してしまい、
「さすがの天下のジャニーズJr.でも…いくらなんでもいっせんまんえんは……」と、そっとマウントを取ることをやめた。


存在しない記憶「巻き起こせ 悟、悟、for dream」

国民的スター級の財力だった。

 

⑤甘党

芥見先生曰く「頭を回すために甘い物をよく食べてたらそのまま甘党になった」。

コーヒーには角砂糖をボチャボチャ入れる。最低4個以上か…?
下戸のため、硝子と飲みに行く時はメロンソーダをジョッキで飲み、
アテはフライドポテトと唐揚げという5歳児っぷり。(可愛い…)

その後単品でバニラアイスを頼み、
クリームソーダにする(可愛過ぎて意味が分からない死ぬ)

※五条先生硝子さん伊地知さんの飲み会@浅草の様子は、
公式小説『夜明けのいばら道』に載っています…!
五条先生の飲み会での様子が知れるなんて、もはや実質タダ!!!!!!!


⑥高専時代。

五条先生のことは高専時代抜きには語れない。

五条悟と夏油傑との関係性が本当に好きだ。
ずっと2人で最強でいてほしかった。

 

高専時代、ちょっと尊大で、
呪術師以外の一般市民を顧みることをないがしろにしがちだった五条に対し、
「強者(=術師)の力は弱者(=非術師)を助けるためにある」
と繰り返し諭していたのが夏油だった。

五条と同じ、特級術師。ちなみにイニシャルも同じ。(オタクすぐこういうこと気にする)

言葉遣いも丁寧で、人当たりもよく、後輩からも慕われて、
未登録の術を使う際には、必ず事前に高専に申し入れをする優等生だった。
(※高専時代のキレッキレ・悪ガキ五条先生は申し入れとかしない)

もし夏油が高専を卒業していたら、まだ生きていたら、
高専で教鞭を執っていたのは夏油だったのではないだろうか。

 

天内理子が亡くなって、笑顔で拍手喝采を送る時の器の会の信者たちを見た五条が、
「こいつら 殺すか?たぶん今の俺なら何も感じない」と尋ねた時も、
「意味がない」と五条を止めてくれていた。

「それ本当に必要か?」と問われても「大事なことだ 特に術師にはな」
と止めてくれていた。

幾多の任務を経て、術式の研磨を重ね、
特級術師の中でも群を抜いた「最強」になっていく五条。

非術師を助けるために亡くなっていく仲間の術師たち。


「術師というマラソンゲーム」
「その果てにあるのが仲間の屍の山だとしたら」

0巻での五条先生の「これは持論だけどね 愛ほど歪んだ呪いはないよ」という言葉は、
夏油に向けられた言葉なのではないかと思っている。

夏油も、敵になっても五条袈裟を身につけたり、
「親友だったんだ」と言ったり、
そんなことするならずっと親友であってくれと思う。
でも夏油は非術師の存在しない世界という理想郷を追い求めることを選んでしまった。そしてもうこの世にいない。


五条・夏油・硝子との3人の関係性ももっと見てみたい。
この3人も好き過ぎる。

(ファンの方の間では頭文字を取ってさしす組と呼ばれているらしい…偶然だろうけど愛称まで可愛いの本当あざとい…)

特級術師として規格外の強さを持つ五条と夏油。
硝子が持つのは、その2人さえできない反転術式を使った他者の治癒という能力。

ちなみに硝子さんは本編内で、
「ひゅーっとやってひょいだよ ひゅーひょいっ 分かんない?センスねぇ〜」
と言っていて、
(それはもうビューン、ヒョイじゃん…
ウィンガーディアム・レビオーサじゃん…)
と硝子さんを世界一有名な才媛に重ねてしまった。

とにかく3人がそれぞれに違うベクトルで強い。

しかし硝子の能力はどちらかと言うと「守り」の類で、
2人のように自由に外に任務に出ていくことも許されない。
そのジレンマが、煙草に象徴されているのか…?などと推測している。

芥見先生…さしす組を番外編とかで描いてくださらないかな本当にどうかお願いしますと毎晩祈っている。


他にも、敵と対峙した時に煽りまくる言葉遣い
(例「僕はこのまま握手してもいいんだけど 照れるなよ こっちまで恥ずかしくなる」「だって君、弱いもん!」「ここ、弱いんだって!?」「泣いて謝ったら殺さないでやるよ」)とか、

上意下達ではなく学生にどうしたいか意見を求めて選ばせる、
生徒にとって足りないもの、これがあればもっと伸びるということに気づかせようとする先生としての姿勢とか、

アニメOP曲『廻廻奇譚』の歌詞が登場人物と重なり、
五条先生のパートが渋谷事変のこと歌ってるみたいなところとか、

自分のこと「グッドルッキングガイ」「グレートティーチャーゴジョー」って呼ぶところとか、

「お疲れサマンサ」から醸し出される隠しきれないオジサン感とか、

書ききれないくらい好きなところがたくさんあるのでそれはまた追々書きたい。


かくして、あっという間に「宮近くん、同担じゃん……」
と思うくらい五条担になってしまった。

五条家から結婚を命じられている許婚とか本編に出てきちゃったらちょっと本当に会社休みますレベル。


宮近くんにちょっとジェラってしまうのは、
芥見先生がジャニーズのエンタメをしっかりと認識して、
オマージュされているのを頻繁に見かけるから!!っていうのが大きい。

・黒閃アミーゴはさすがに野ブタパワー注入されてないとおかしい

 

・男性アイドル事務所のJr.ファンクラブに加入しているオガミ婆…Jr.って言っちゃってる…それはもはや認知では……

 

こんなのいつか五条先生と共演できるかもしれないじゃん…
……共演して!!!!!!!

 

これから呪術廻戦を知れる人が、本当に本当に羨ましい…!

宮近くんのおかげで、五条先生を、呪術廻戦を知ることができた。
世界が広がって鮮やかになった。
五条悟という人を教えてくれてありがとう。
宮近くんも、五条先生みたいに最強でいてね。

 

五条先生、お誕生日おめでとうございます。

五条先生のソロコンでは「無量空処して」って書いたうちわ持ちたいです!(物理的に死去)

五条先生が心から笑える世界でありますように。