Travis JapanのJohnny’s World Happy LIVE with YOUは、
また想像を超えるトラジャで魅せてくれたため、
アーカイブをひたすらに再生して過ごしている。
新曲のことはまだうまくまとまりそうにないので、
Entertainmentのしめちゃんの振付の精巧さと、
それについてこられるTravis Japanのダンス職人具合について書きたい。
※ダンスは習ったこともなければ夢ハリのタップもライブの度に宮近先生に怯えているため、
リズムの取り方についてだけのお話となります。
一般的に4拍子の曲は1拍目(か3拍目)にアクセントが来る。
例えば『夢のHollywood』なら1拍目にアクセントが来ている。
ターン ターンタン ターーーン
(夢ハリ冒頭インストゥルメンタル……伝われ…………)
ゆめのHollywood 憧れーえのドリームステージ
掴みい取れ 駆け上がれ All night dancing
ゆめのHollywood タキシーイド決めラインダンス
踊り続けよ、う きらめくせかい
昨晩トラジャが披露したJUMPの楽曲である『Entertainment』もそうだ。
あぁあああああああー まだ知らないせかい I will show you right now, right here
It’s entertainment entertainment entertainment entertainment
entertainment entertainment entertainment entertainment…
歌のアクセントは1拍目に入っているのだが、
後ろのクラップ音は2拍目と4拍目に入っている。
そのため、必然的にしめちゃんの振付も、
基本的に2拍目と4拍目にアクセントをつける形になり、
トラジャがエンタテイメン~エンタテイメン~で首を動かしているのは、
2拍目と4拍目なのだった。
ここまでは他の曲でもあることで、トラジャにとっては朝飯前のリズムの取り方だろう。
しかし、恐ろしいことに、それで終わらないのがTravis Japanなのであった…!!
この曲の振付を手掛けたしめちゃんは、この春開催予定だったライブである『ENTER1234567』に合わせ、
サビに指で「1,2,3,4,5,6,7」とカウントを取る振付を取り入れていた。
1番数えやすいのは、カウントを4拍子の「1,2,3,4」に合わせることなので、
1拍目から、つまり歌のアクセントに合わせて指を折るようにするのが、
常人の考えだと思うのだが、しめちゃんは違うのだ。
しめちゃんは、2拍目から「1,2,3,4,5,6,7」とカウントを取る振付にしたのだった。
つまり、トラジャは頭の中で、
(1)歌のアクセント(1,2,3,4…)
(2)クラップ音=ダンスのアクセント(1,2,3,4…)
(3)7カウントのアクセント{1,2(1,2,3,4,5,6,7…)}
※書き方が難しいのですが、正確には2拍目の裏拍(6.22訂正)から「1,2,3,4,5,6,7」と数えている可能性が高いです…。
の3つのリズムを正確に刻み続けなければならないのである。
リズムの取り方、激…激ムズでは…!??
難易度:★★★★★★★
一緒にカウント取りたいので、慣れるまでしっかりアーカイブ観て
リズムを身体に染み込ませなきゃ…
しめちゃんがこんなに複雑な振りにした理由、
個人的には、ENTER1234567のライブの名前に掛けて、
「なんとかenterと1234567を繋げたい」と思った故の振付なのではないかと、
想像を巡らせています。
1拍目でenterを歌い終わるので、2拍目から1234567を繋げたのではないか、
という説。
24歳のしめちゃん最後の振付を、いつか会場で観られたらなあ…。