ファンレター未満

今すべてが始まる

ジャニーズとインターネットとSNS

 
※私はメディアについて専門的に勉強した訳でもないし、
ただただ今の趨勢を見て自分で考えたことだけを書いているので、
色々と突っ込みどころのある話になってしまっているかもしれないし、
このテーマで既にいくつも書かれたブログの
二番煎じになってしまっているかもしれない。
そんな考え方もあるのか、程度で流してほしい。
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ジャニーズとSNS
 
私が応援しているグループはその渦中にいなかったので、
今朝読んだブログで「そんなことが起こっていたのか」と初めて知った。
考えるきっかけをくださったブログ。
 
ISLAND TVの動画を作る上で間接的にSNSを利用するジャニーズアイドルと、
直接的にSNSを利用するファンの間の距離感。
 
散々語り尽くされているかもしれないけど、
ジャニーズ事務所は今まさに過渡期を迎えている。

主要なSNSのTwitter、YouTube、Instagramの中で、
「ジャニーズとして初」の試みだけを挙げると、以下のようになる。
 
・2016年10月…TwitterにてジャニーズWESTの公式アカウントが開設される
・2018年3月…YouTubeにてジャニーズJr.チャンネル公式アカウントが開設される
・2019年5月…Instagramにて山下智久公式アカウントが開設される
 
TwitterもYouTubeもInstagramも、
今では他のグループも複数参入しているし、
「ネットに厳しかったジャニーズが?」「珍しい!」
という感想を抱くことも、もはやなくなってきた。
 
ISLAND TVは、2019年3月に配信が始まり、
同時期にTwitterに更新情報アカウントが開設された。
 
従来ジャニーズのアイドルが関わってきたマスメディアである
テレビ、雑誌、ラジオは、
テレビ局、出版社、ラジオ放送局、ときに事務所、
とアイドルとファンの間に分かりやすい仲介者がいて、
平等性が担保されていた。
 
だから、テレビ収録の観覧に当たるのも、
雑誌にイラストを投稿してアイドル本人にイラストを見てもらうことも、
質問をラジオで読み上げてもらうことも、「幸運」として成り立っていた。
「オタには見えざる手」の存在があるから。
(使い方全然違ってごめんアダムスミス)
 
不特定多数に向けた公的な情報源であるマスメディアに対して、
SNS個人による情報発信や、個人間のコミュニケーション
という側面の強いメディア。
※SNSにはYouTube、Twitter、Instagram等々が該当。
 
マスメディアの時にはアイドルとファンを隔てていた「見えざる手」が、
本当は介在しているのだけれど、
介在していないように見えてしまう、というのがSNSの特性ではないかと思う。
 
川崎星輝くんが、ISLAND TVの更新方法について説明してくれている。
個人の端末で動画を撮影する→
マネージャーさん経由でISLAND TVのスタッフさんに送る→
ISLAND TVのスタッフさんが動画を編集する→
編集された動画をマネージャーさんがチェック→
めでたく公開
ジャニーズ事務所、しっかり間に入ってる。
 
本当は決してそうではないのだが、
SNS上でアイドルに質問をしてアイドルが答えてくれたら、
アイドルとファンの間に仲介者はいないように感じる、
つまり「アイドルと直接やりとりをしている」ように感じるファンがいる可能性があることは想像がつくし、
今回フォーカスされているのは、
「質問を優先的に読まれるように工夫ができてしまう」という点だと思う。
自担が頑張っている、盛り上げたい、という純粋な思いの方も
多いと思うから、なんか…難しい、本当に。
 
一概には比較できないのだけど、分かりやすいから現場のことを例にしてみる。
現場でアイドルから見て目立つようにファンサを貰いやすくなるようにと
「うちわを胸の高さより上に上げること」
「規定の大きさよりも大きな、いわゆる規定外うちわで応援すること」は、
公式ルールで「違反行為」と定められている。
 
けれども、ジャニーズが昨年運用を始めたばかりのISLAND TVには、
そういったルールは存在しない。
そして、SNSは情報を拡散することが目的の一つと言えるツールなので、
おそらく公式ルールを作ることは非常に難しいのではないか…とも思う。
かと言って、ファン側のマナーを拠り所にすることも、なかなか難しい…。
 
ISLAND TVの中には、特定の質問に答えているような動画もあり、
ジャニーズ事務所がISLAND TVを運営する上で携わっているのは、
現状は動画編集、動画配信の過程までと見受けられる。
それであれば、ジャニーズが今までと同じように
雲の上ブランドを維持していくためには、
ジャニーズ事務所側からJr.の方々に、
その質問をした個人が分からないような、
ファンの平等性を保つような答え方をするように促すことが、
必要になってしまうのかもしれない…。
 
そして、それはJr.についてだけではなく、最近インスタライブなどで
発信するようになったデビュー組についても同様のことが言えると思う。
ただ、インスタライブ上で特定のコメントを読んで答えるということがあっても、
動画として残らなければ、
削除されない限りツイートがずっと残るTwitterとは異なるかもしれない。
文字はよくも悪くも残り続けるから。
 
世界を目指すということ
 
応援しているグループが、よく「世界」の話をする。
「Japanと名のつくグループだからこそ世界に出ていきたい。」と、
海外公演がしたい。」と。
ジャニーズがインターネットを使って発信することについて、
今までのジャニーズは最小限のJohnny’s webのみで成り立っていたから、
そのままの運用でジャニーズのブランドを保つべき、というのも一つの意見だと思う。
ただ、時代が変わればファンの行動も変わるし、
アイドルにも同じことが言える。
 
例えば、少し古いデータだが、総務省の情報通信白書でも、
趣味や娯楽について自発的に調べる際に使用するのは、
本や雑誌ではなくインターネットという手段を使用する人が圧倒的に多い。

www.soumu.go.jp

 
最近はGoogleではなくTwitterやInstagramでまず検索する、
という人も増えてきているそう。
 
追い打ちをかけるのが5G(第5世代移動通信システム)だ。
高画質の動画を大量に、
速度制限を気にせずに観られる時代が、すぐそこまで来てる。
オリラジあっちゃん
 
「超動画時代」みたいなものが来た時に、
そこに乗れなかったら、逃すチャンスは計り知れないなとは個人的に思う。

たとえば世界的に活躍しているアーティストの
ブルーノ・マーズエド・シーランコールドプレイ
テイラー・スウィフトレディー・ガガケイティ・ペリー
昨年Travis Japanがバックについたオースティン・マホーン
グラミー賞受賞式でパフォーマンスしたBTSは、
全員YouTubeのチャンネルを持っているし、
それが「ブランド価値を下げる」という認識もないだろう。
もちろんジャニーさんが好きだったマイケル・ジャクソンだって、
チャンネルを持ってる。

今回のコロナ禍でいち早く手洗い動画をUPできたのも、
2019年8月にジャニーズ公式チャンネルを開設していたことが、
大きな理由になっているはず。
 
仮に私がブルーノ・マーズだったとして、トラジャのことを誰かに聞いて、
「ダンスが上手いんだ。じゃあ見てみよう」
とYouTubeで検索してもダンス動画が出てこなかったら、
頭の中が「???????」ってなると思う。
ブルーノ・マーズじゃなくてもなると思う。
※実際にはYouTubeにはダンス動画がございます。
 
トラジャはオースティンと仕事をすることになって、
インスタはオースティンと相互にフォローしている状態だ。
オースティンはTwitterもやっているから、
Travis Japanの公式アカウントがあったら、
そちらもフォローしてくれた可能性もゼロではないのかも…。
 
インスタについては、雑誌で中村海人くんが
「山下智久くんにフォローしてもらったら、
フォロワーが5,000人増えた」と言っていた。
この5,000人という数字の信頼性は分からないけれど、
いまの時点で450万人以上のフォロワーがいる
山Pにフォローしてもらうということは、そういうことなのかあ…と
実感する言葉だった。
 
もちろん無料で何でもかんでも配信すればいいということでは全くない。
アイドルはボランティアじゃない。れっきとしたお仕事でありビジネス。
いまジレンマを感じるのは、Jr.情報局(=有料)で見られたと思ったものが
無料のYouTubeでも見られたり、
以前はライブのダイジェスト動画が見られたジャニーズJr.情報局で
動画が見られなくなった上に、代わりに当たるものが供給されていなかったり、
YouTube、ISLAND TV、Jr.情報局の差別化が進んでいない所にも原因がある。
 
個人的には、ジャニーズがインターネットを使って発信することについて、
時代の流れを見ても、
世界に出ていくという目標を掲げるアイドルがいることから見ても、
必然の流れだと思う。
 
いまは、様々なソーシャルメディアとの関わり方を、アイドルも事務所も、
試行錯誤して模索して、
トライ&エラーを繰り返して、
より良い方法を見つけている真っ最中なのではないだろうか。
最初から上手くなんて誰もできないし、
ファンはこれからを見守ることだけだし、
それが楽しみ。
 
いまのようなアイドル側も事務所も大変な状況の中で、
日々ファンを楽しませようとしてくれていることを尊敬し感謝しながら、
今日もアイドルでいることを選んでくれてありがとう、
と噛み締めていたら、
淋しい4月が終わった。